転機

主人とは知人の紹介で知り合い、出会ってから半年後には私たちはもう結婚していました。
残業も多いようで結婚当初から主人の帰りは遅く、たまにはお酒を飲んで帰って来ていました。
帰ってからの主人は夕飯をとりながら、よく会社の話をしてくれていました。
ただ、私への報告と言うより、女性の多い職場からか主人には結構ストレスが溜まっていたようで、私に話すことでストレスを
発散していたようにも感じていました。
ですから、私も相槌を打ちながら主人の話に付き合ったものです。

それが、長男が生まれてからしばらくしての事だったと思います。
相変わらず帰宅の遅い主人が、ある朝出かける際に、今夜は接待で遅くなると言って出て行ったのです。
その時は、まぁ珍しいと言う程度にしか感じていなかったのですが、実はその時が転機だったように思います。
夫の浮気、私たち夫婦には縁のないことと考えていたことが現実のものになっているのだと疑い始めていました。

家では良き夫であり、良きパパであることには変わりないように思えるのですが、私の疑いの気持ちは未だにくすぶったままです。
今はただ気が付かなければ良かったとの思いで何もないかのように毎日を過ごしています。